奈良生駒の女性行政書士 「すみれ行政書士法務事務所」の野村早香です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、前回のブログでも少しふれましたが、
奈良県中小企業家同友会北和支部の例会に参加してきました。
(社福)協同福祉会の理事長、村城正氏の報告で、
テーマは「10年後のあなたの業界が見えていますか?」
~少子高齢化・人口減少社会における経営について考える~。
2025年問題という、いわゆる「団塊の世代」が75歳以上になり、
国民の3人に1人は65歳以上、5人に1人が75歳以上となる超高齢社会へ突入する問題です。
この時に、特に高齢者を支える介護従業者が30万人以上不足すると言われています。
この問題に対して、
ちょうどヤフーニュースに、海外からの留学生介護福祉士が増えているとありました。
医療でも人材不足がさけばれ、
海外からの留学生「看護師」を増やそうと、国が取り組んでいましたが、
言葉の壁・ハードルが高く、なかなか進んでいない状況です。
介護職でも同じく、言葉の壁が高いと思われます。
資格だけとり、母国へ戻ったり、英語圏の国で就職するケースも多いようです。
アジア圏では、お隣韓国も、2014年の高齢化率は12.7%、2060年には39.9%の予測。
日本だけでなく、少子高齢化は進んでいるようです。
介護業界では介護ロボット導入についても、
助成金制度をつくったり、普及しようという流れがありますが、
こちらもどこまで定着するのか難しそうです。
少子高齢化による現役世代の減少で、
介護・医療だけでなく、人材不足は影響が大きくでてくると思われます。
いかに魅力ある仕事なのか、働きやすい職場なのかが問われていきます。
10年後、人材不足になれば、淘汰されます。
企業づくり、職場環境を整えることは経営者の責任でもあり仕事です。
今後の事務所づくりに、色々と考えさせられました。
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